ロードトリップしているとよく見かける、土が盛り固められたような謎の塔。
触ると、かなり硬くて簡単には壊れないほどの強度があります。
なんでこんな高さなのかは謎なのですが、実はこれ蟻塚なんです。とにかくナミビアの蟻塚はこんなに巨大!
蟻塚とは?
蟻塚はご存知のとおり蟻の巣ですが、この蟻塚をつくるのはシロアリが多いそうです。この巨大な蟻塚には数十年〜数百年かけて大きくなったものも。ナミビアにある蟻塚は人の背以上の高さのものがたくさんあります。
どこで見られる?
なぜか巨大蟻塚が集まっている場所もありますが、ナミビア国内の道路脇にたくさんあります。
蟻塚の構造を利用した建物
ジンバブエのイーストセンターという商業施設は蟻塚の構造を利用して作られた建物だそうです。
内部の温度を一定に保つ仕組みをとりいれ、冷却コストは従来の10%で済ますことができたというから驚きです。建築後の蟻塚の研究では、蟻塚内部では、肺に空気を取り入れるように、吸入と排出のサイクルに近い空気移動があることが発見されたそうです。
画像引用:
inhabitat.com
将来「空気を取り込んで温度調節を行う活気的な構造」で、今までにないスーパーエコな建築物が主流になるかもしれませんね!
蟻ってすごい!