世界最速の動物として知られるチーター。
実はアフリカに生息する野生のチーターは現在10,000頭以下しか残っておらず、IUCN(国際自然保護連合)のレッド・リスト(絶滅危惧種)に指定されています。そのうち現在3,000頭はナミビアで野生として生息していて、世界一の生息数です。
しかしチーターは繁殖力が弱く、さらに法律では家畜や人間を脅かすようなことがあれば殺害してもよい、とされているので今後一層保護する必要がありナミビアにはいくつかの保護施設があります。
保護施設ではできるだけ野生に近い環境を用意し、本来のチーターについての習性や能力などの研究が進められています。
チーターのスペックはやっぱりすごい!
3秒で時速約100キロものスピードを出すことができる瞬発力をもっています。持久力はないのでじっと獲物を10-30メートル以内に入れそっと忍び寄り、一気に全力疾走してしとめます。
長いしっぽは縦横無尽に走る獲物を追いかけるために、バランスをとる役割を果たしています。成体で60–84cmの長さがあります。
一瞬で走り抜けます。その映像がこちら。
チーターの特徴
太陽の光から目をまもるために、顔には黒い涙の後のような線が目の内側のふちから口にかけてあるのが特徴です。
先のそれほど尖っていない、半分しか引っ込めることのできない爪を持っています。
チーター好きにはたまらない。
ボランティアをすると、こんな特典も!
保護施設ではボランティアを募集していて、夏休みなどを利用して海外からの学生さんなどがボランティアをしています。こんなボランティアの旅もいかがでしょうか。
緊張度MAX。こんな体験、ほかではできないかも?
こんな風にチータに餌やりができます
背後をみせないようにゆっくりと餌場のやぐらへ餌になる肉を運びます。やぐらの上から肉を投げます。
施設を訪れるとCheetar Feeding(餌やり)や、動画の映像にある目の前でチーターが走る姿をみることができるCheetah Runなどもオプショナルツアーがあります。日本の動物園では見ることのできない、野生に近いチーターの姿をみることができるのでとてもおすすめです。