ナミビアは国土の42%が自然保護区に指定されていて、そのうち17%がナショナルパークです。ナショナルパークの一部のエリアでは観光したりキャンプも可能ですが、これらのほとんどの場所では事前のエントリーパーミット(入場許可証)の申請が必要です。
ツアー参加の場合は、個人で取得する必要はないのですが、プライベートで入る場合は、許可書の提示を求められて持参していないと高い罰金が科せられる場合があります。
また釣りや商業用の撮影などには、別途で専用のパーミットが必要になります。
エトーシャナショナルパーク、ソーサスフレイはゲートのレセプションでパーミットを購入できます。
保護区へのエントリー(注意/禁止事項のまとめ)
- 滞在可能時間は、日の出から日の入りまで。
- キャンプサイト以外での宿泊は不可。
- 自然(植物、石)の移動、破損、持ち帰り厳禁。
- 滞在可能時間は、日の出から日の入りまで。
- ルート以外の走行、立ち入りは禁止。
- 保護区内の自然(植物、石)の移動、破損、持ち帰り厳禁。
【NWR 管轄】
国立公園(Etosha National Park、Sossusvleiなど)
→ 到着時にゲートで申請可(ただし入園のみ)宿泊は事前予約が必要。
Namibian Wildlife Resorts (NWR)はナミビアの自然や野生動物を保護する目的の会社で、国が運営しています。またキャンプサイト(ホテルやテントサイトなど)の宿泊施設も運営しています。宿泊予約はNWRオフィスにて直接行うか、電話またはインターネットでの予約が可能です。
【Ministry of Environment and Tourism 管轄】
*Ministry of Environment and Tourism
国有地エリア (Moonland Scape、Welitschia Mirabilisなど)
→ 事前申請が必要
歴史的な遺産、記念公園など(Twyfelfontain、Hero's Archなど)
→ 事前申請するか、到着時にゲートで申請。
申請に必要なものは(ID)パスポートと申請代金のみですので特に難しい手続きはありませんが、申請場所及び時間が限られています。ナミビア以外からの旅行者はナミビア国内に到着してからのみ申請が可能です。Sesriem キャンプサイト以外の申請は現金のみの支払いとなります。オフィスはwindhoek、Swakopmundにあります。
その他のパーミット
【Ministry of Fisheries and Marine Resources 管轄】
*Ministry of Fisheries and Marine Resources
釣りの許可(海、ダム、川などすべて)
【The Namibian Filming Commission (NFC) 管轄】
*The Namibian Filming Commission
商用撮影の許可(テレビ、雑誌、映画等)
【Namibia Professional Hunting Association (NAPHA) 管轄】
*Namibia Professional Hunting Association
狩猟許可。猟銃所持、輸出入の申請。